今年はどんな一年だと思いますか?という質問が新年の取材でありました。
私は「成長と拡大の時代から縮小の時代への転換の年」とどこかで聞いた
フレーズのような気もしましたが、答えました。
これまでヒトは繁栄と発展のため、排他的に繁殖を続けてきました。
自然も、資源も、時に他の生物も、そしてお互いさえも傷つけあったり貪って
きました。
ヒトがもし地球に存在しなければ、地球は素晴らしい自然環境を遥かに継続できた。
そんな奇麗事をいうつもりはありません。
しかし、失ったものを取り戻す。それは責任としてヒトは行わなければいけないのです。
自然から作り出したものは自然に帰るようにする。
ヒトの手によって生み出したものが環境負荷にならないよう、徹底する。
先進国で自国で環境対策を自慢しても、他国に開いている工場では何も行っていない、
水や土が繋がらないところには関心を持たないような、そんな時代はもう終わりです。
地球国家。
こと環境や平和において尊重されるべき世界というひとつの組織。
私たちはいかなる世代もこのことを考えなければいけないのです。
いつの日か私たちのことを誰も知らない世代に代わります。
僕たちが昔の人たちのことを知らないように。
でも残りゆくもの、守らなければならないものは
そう違いません。
大きな転換の一年に今年がなればなと思っています。
昨日飲み過ぎたせいでしょうか?
少し熱い連休初日のお昼でした。